お茶の水女子大学―環境科学倶楽部

団体紹介

About us
私たちの倶楽部は、文京区の環境団体環境ネットワーク・文京の実験教室を担当する形で2003年にスタートしました。現在までに、文京区役所環境対策課(現環境政策課)、同消費者センター、同児童青少年課、同リサイクル清掃課、葛飾区、文京区女性団体連絡会などと協力して、実験教室をしました。

わたしたちの行う実験教室は地域の学び推進機構の事業「学びのポイントラリー」に参加しています。これは地域プログラムのポータルサイトともいえるものです。文京区では、自治体、市民団体、 NPO、民間企業、大学などが実施する、子どものための教育プログラムがたくさんあります。それらに参加することで子供たちはポイントを与えられ、40ポイントたまると、認定証がもらえます。こうして、ポイントラリーのように、多様なプログラムへの参加を促すのがこの制度です。この制度を通じて、地域教育が活性化されます。また、それぞれの得意分野を出し合って、コラボすることにより、地域のつながりも活性化されています。

理科の実験はただそれだけでも楽しいものです。しかし私たちは、社会との関わりの中で、その面白さを発見する、ということを目標にしています。環境団体と共同の実験教室では、そのテーマがすぐに環境問題と分かるようなものはとりあげず、環境問題を意識せず、理科実験としてメンバーが関心を持つ実験を選びます。環境問題はあらゆることに関係すると言われていますので、あらゆる理科実験も何らかの形で環境問題と繋げることができます。そこで、理科実験を、環境問題へとつなぐ文脈の中で楽しみます。一通りの実験を楽しんだ後に、紙芝居を用いて今日のテーマがどんな環境問題と関係していたかを考えます。